テラヘルツ活水器「匠」の界面活性力
界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせる働きを持つ物質のこと。
私たちの身体の中にも存在しているもので、必ずしも悪いものではありません。
私たちのお客さまには、一切の化学洗剤を使用されない方が多くおられ、年々その仲間は増えているようです。日本も昭和初期まで地方によっては固形石ケンも少しほどで、ほとんど使っていませんでした。
NO洗剤のお客様たちのお肌は、本当にきれいです。髪の毛も素洗いで、終わりに椿油を洗面器に数滴たらし、リンス代わりにされ、艶のあるきれいな髪です。
NO洗剤、最初は皮脂の残留分が手に残り違和感がありますが、どなたも自然に慣れてしまいます。化学洗剤を使うと体への残量感が気になります。
「匠」の水の面活性力データ
自然水同等の持つ界面活性力の高い水を飲むことによって、体内の脂肪分を溶かし排出することが出来ます。つまり、解毒作用(デトックス)があるということです。
血管内のコレステロールなども溶かしてくれるので、血圧が下げる効果や、皮脂とよくなじむので化粧水代わりにもなります。
過度な清潔志向の弊害
なぜ過度の手洗いは、感染症にかかりやすい状態をつくり出してしまうのでしょうか。
人間の皮膚には、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌をはじめとする約10種類以上の「皮膚常在菌」という細菌がいて、私たちの皮膚を守ってくれています。
皮膚を覆う弱酸性のバリアは、感染症から体を守る第一の砦です。これがしっかり築かれていれば、病原体が手指に付着することを、それだけで防げるのです。
一読の勧め
『手を洗いすぎてはいけない』(光文社) 藤田 紘一郎 医師・医学博士
一部抜粋
◆過剰な清潔志向
日本は世界一清潔な国である。今の日本には危険な病原菌はほとんどいない。にもかかわらず、テレビコマーシャルでは身の回りの微生物・細菌を危険な悪者に仕立て上げた。そうして恐怖心を植え付け消毒剤、殺菌剤、抗菌グッズを氾濫させている。
◆免疫
病気は免疫力が弱ることで生じる。免疫力を強化するには、細菌やウイルス、寄生虫などの微生物との共生である。感染症を恐れて細菌を排除すれば、人は免疫力を強化するチャンスを失う。
◆細菌が人を守る
人間の皮膚には皮膚常在菌がいて、皮膚を守っている。菌が作る弱酸性の脂肪酸のバリアが感染症から体を守る。石鹸を使うと常在菌の9割が洗い流され、皮膚は中性になり感染症を起こしやすくなる。
免疫力を強化する手洗いは、両手を軽くこすりながら、流水で10秒間流す。大便に触って大腸菌がついても流水で洗えば落ちる。
◆大腸菌
腸は人体最大の免疫器官。侵入してきた病原体を攻撃する。免疫力の約7割を腸が作っている。それを支えているのが腸内細菌であり、100兆個あり、2kgもある。その組成は生後1年間でほぼ決まる。赤ちゃんがなんでも舐めるのは腸内細菌を豊かにするため。
大便の60%は水分。20%が腸内細菌とその死骸。15%が腸から剥がれ落ちた粘膜細胞の死骸。5%が食べものの残り滓。固形物の大部分は腸内細菌。
◆人は細菌である
人体の9割は細菌である。1割が人である。人体細胞は37兆個ある。そのうち遺伝情報を持つのは11兆個のみである。一方、人体に住みついている細菌は100兆個以上ある。それらはすべて遺伝情報を持っている。人は自己だけで成り立っているのではなく、「人+細菌」である。細菌は他者ではない。
◆人類は地球の悪玉菌
地球は人類のものではない。微生物のものである。細菌は10の30乗の数が存在する。総重量は全人類の約千倍もある。人間は新興の異物である。
化粧品にも!合成界面活性剤入り
合成界面活性剤はこんなところに使われています。
クレンジングが乾燥肌を作ってしまう
メイクが良く落ちるクレンジングはオイルクレンジングという名であっても、オイルだけのものは少なく、ほとんどがオイルに合成界面活性剤を溶かしてあります。
オイルで汚れを浮かせ、洗剤で洗い流すという優れものですが、合成界面活性剤はメイクだけでなく、皮脂や皮膚の大事な構成成分を取り去り、いつまでも皮膚にとりついてじわじわと皮膚にダメージを与えるため、乾燥肌の大きな原因となっています。あまり知られていませんが、本当に恐ろしいことです。
つけてすぐに効果が出る化粧品が危ない
「皮膚に塗るとすぐにお肌がふっくらする・しわがピーンと伸びる」
これは皮膚が健全になったのではありません。
合成界面活性剤で皮膚のバリアをゆるめ、本来は入っていくことのない皮膚の内部に、水分や成分を浸透させているのです。
つけた当初はお肌にハリが出て、しわも伸び、効果を実感するでしょう。しかし、このようなものを使い続けると、次第に皮膚のバリアが壊れ、乾燥やシミしわの原因になります。
クリームや乳液にも界面活性剤が使われています
界面活性剤には水と油を均一に混ぜ合わせる乳化という作用もあります。乳化の状態を安定して保たせるには、合成界面活性剤がとても優れていますので、これを利用してクリームや乳液にも使われているのです。
石鹸だって界面活性剤じゃないの?
石鹸が皮膚を壊さない理由
石鹸はれっきとした界面活性剤ですが、普通の使い方では皮膚のバリアを壊すことがありません。洗顔後に多少石鹸成分が残ったとしても、すぐに金属石鹸、いわゆる「石鹸かす」となり、界面活性作用を失うからです。
石鹸かすは皮膚に害を及ぼすことはなく、また皮膚の恒常性を保つうえで大切な、皮膚常在菌の餌にもなります。